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国際教養科

英語のコミュニケーション能力を高め外国文化と日本文化についてより深く学び、国際社会で活躍できる人材を育てます。

豊富な英語の時間数を活用し、コミュニケーション能力の育成に重点を置く科目や、国際理解を深める科目など、それぞれの目的にあわせた特別な教科を用意し、「聞く」「話す」「読む」「書く」の調和を目指して授業を展開します。

 

国際教養科

 

 

カリキュラムとその特徴

原則的には普通科と同じ科目を学習しますが、選択科目が豊富に用意されているので英語の授業を多く取ることもできます。

英語の授業は全て少人数クラスで行われ、国語と数学も1、2年生では少人数クラスで行われます。

1年生

・ネイティブスピーカーの先生によるレベル別の英会話の授業が行われます。
・日本の文化や異文化について学ぶ授業があります。
・SDGsをテーマとし、世界の様々な問題について理解を深める授業があります。

2年生

・自分の考えを英語で表現する方法を学ぶことができます。
・英語の速読法を学ぶ授業が選択できます。
・最新の情報をもとに、世界で今起こっていることについて調べたり討論する授業を選択できます。

3年生

・世界の様々な地域の文化を研究する授業があります。
・英字新聞、海外の雑誌、小説などを読み世界の時事問題について考える授業が選択できます。
・聴衆の前で上手にスピーチをする方法を学習する授業が選択できます。

また、普通科と同じように数学・理科の授業を選択できるようにしており、理系大学への進学にも対応しています。

 

特色ある行事

English Camp
(対象:全校生徒 希望者)

様々な国出身の英語のネイティブスピーカーや海外からの留学生と過ごす2泊3日のこの合宿では、英語で楽しみながら、様々な活動をします。
英語漬けの3日間を過ごすことで、英語によるコミュニケーションの力が大変向上し、英語が身近に感じられ、英語学習に対する大きな動機付けになります。

海外研修
(対象:全校生徒 希望者)

本校では、「国際交流」「異文化理解」「英語コミュニケーション能力の育成」などを目的として海外研修を毎年実施しています。
語学学校での英語の学習や、様々な国の高校生や現地のホストファミリーとの交流を通して、外国の文化や日本の文化の良さを知ることができ、英語学習に対する熱意が高まり、より広い視野で物事を考え、前向きに行動する姿勢が身につきます。
夏休みを利用してシンガポールへ出かけています。参加者からは大変良い経験になったとの声が寄せられています。

異文化講座
(対象:1年生全員)

 

西欧諸国やアジア・アフリカ・中南米など9カ国から講師を招き、異文化について学ぶ講座です。
各クラス3グループに分かれて、講義を聞いた後、最後に自分のクラスに戻り3カ国の文化をみんなで共有します。

国際理解講演会
(対象:1・2年生全員、3年生希望者)

世界の様々な分野で活躍される講師を招き、国際理解・国際協力・国際支援などについてその考えを講義していただきます。
世界や日本を見る目が大きく変化し、視野が広がります。

留学生との交流会
(対象:全校生徒希望者)

県内の大学で学ぶ留学生を招き、イベントやディスカッションを通じて親睦を深めます。ディスカッションでは世界がすべての人にとってより住みやすい場所になるために何ができるか、などについて考えます。

 

 

特色ある授業

第二外国語

 

2年生ではフランス語、ドイツ語、スペイン語、中国語、韓国・朝鮮語、イタリア語の中から1つ言語を選択し学びます。授業はネイティブスピーカーの先生方による15人前後の少人数クラスなので楽しく効果的です。
1年間でそれぞれの外国語検定に合格するほど実力をつける生徒もいます。

グローバル探究

 

令和3年度に文部科学省が実施するWWL(ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアム構築支援事業拠点校の指定を受けて始まった新しい科目です。

1年生では、SDGsをテーマとして、前期は「環境」後期は「人権・経済」について探究学習を行い、英語でプレゼンテーションを行います。

2年生では、年間を通じて1つのテーマを探究します。課題解決につなげるためのより深い探究とするために文献にあたり先行研究を調べるだけでなく、現場の実態を知るためのフィールドワークや調査も行います。英語で解決策の提案を行います。

3年生では、個人で探究活動を行い、3年間の学びの集大成として、英語でリサーチペーパー(卒論)を作成します。

授業の中で、大学の先生やNPO法人の方等にも講義をしていただき、多面的な深い学びを実践しています。

2年生では、県内の大学より留学生を招いて質疑応答やディスカッションを行い、人々と協働し、グローバルな視点から主体的に課題解決に取り組む姿勢を育てています。

グローバル探究
(MUN:模擬国連)

グローバル探究の選択コースの1つに、MUN(模擬国連)があります。MUNでは、世界に関わる様々な課題の中から、毎年取り組む課題を一つ決め、一年間を通してその解決策を議論します。生徒は関係国の代表に分かれて世界の政治・経済・文化に関する英文を読み、英語でレポートをまとめ、発表し、協議し、解決策を考えます。高度なコミュニケーション能力の育成を目指しています。

国際関係の行事、グローバル探究での活動については、「ホーム」の「活動報告」のコーナーで紹介していきます。

 

 

文部科学省WWLコンソーシアム構築支援事業拠点校の指定を受けました(令和3年度~令和6年度)

 令和3年度より、本校が、文部科学省が実施するWWL(ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアム構築支援事業拠点校の指定を受けました。

 この事業の目的は、主に次の2点です。

1.Society 5.0の時代に向けて、世界で活躍できるビジョンや資質・能力

 を有したイノベーティブなグローバル人材を育成するため、文系・理系を

 問わず各教科等をバランスよく学ぶ先進的カリキュラムの研究開発や実践を行う。

2.高等学校等と国内外の大学、企業や国際機関等が協働して、テーマと関連した高校生国際会議を開催等し、高校生に高度な学びを提供する体制「アドバンスト・ラーニング・ネットワーク」の整備を進める。

 

ユネスコスクールに加盟しています

ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の理念や目的を学校のあらゆる面に位置付け、生徒の「心の中に平和のとりでを築く」ことを目指す、「ユネスコスクール」に加盟しています。

「ユネスコスクール」としての活動例に、「グローバル探究」のカリキュラム開発、授業内講演会、留学生との交流会、イングリッシュフォーラムでの発表、国際理解講演会、留学生の受け入れ、海外研修などがあります。主にSDGsの観点から学びを深め、国内外の人々と交流することで、「国際的な課題に目を向けて持続可能な社会を形成できる人材」の育成に努めています。

UNESCOロゴ

 

よくある質問

1.学校生活は普通科と分けられているのですか。
 部活動や学校行事など普段の学校生活は普通科と全く同じです。学科の隔てはなく、高校生活を楽しんでいます。

2.授業は普通科とどう違うのですか。
 英語の授業の種類が違うこと以外は、ほとんど普通科と同じ内容の学習をします。

3.どれくらい英語の授業があるのですか。
 1年生6(8)、2年生6(8)、3年生7(17)です。※( )内の数字は、選択科目をすべてとった場合です。

4.英語の授業についていけますか。
 最初は、英語圏で長く生活していた帰国生徒の英語に圧倒される場面もあると思いますが、その英語をモデルの一つと考え謙虚に耳を傾け、努力を継続すれば大丈夫です。また、英語の多くの授業では生徒が自身の英語力やモチベーションに応じてコースを選択できるようにしています。

5.第二外国語は何がありますか。
 ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語、中国語、韓国・朝鮮語の6カ国語です。2年生で一つ選択します。

6.一般入試で合格するにはどれくらいの学力が必要ですか。
 具体的には言えませんが、普通科と同じと考えてください。

7.帰国生徒の受け入れはどうなっていますか。
 帰国生徒を受け入れるための海外帰国生徒選抜があります。利用されてはどうでしょう。英語圏だけでなく、アジアやほかの地域の国からの帰国生も受け入れており、さまざまな国際経験を持った生徒が入学してきます。

8.2クラスですが、クラス替えはありますか。
 より多くの生徒と触れ合うために、クラス替えをしています。選択科目により振り分けます。

9.理系大学に行けますか。どのように理系対策をしていますか。
 普通科と同じように数学、理科の授業を選択できるようにしております。

 

教育課程

 

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