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WWL

WWL(ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアム構築支援事業について

 

WWLとは

将来,世界で活躍できるイノベーティブなグローバル人材を育成するため,これまでのスーパーグローバルハイスクール事業の取組の実績等,グローバル人材育成に向けた教育資源を活用し,高等学校等の先進的なカリキュラムの研究開発・実践と持続可能な取組とするための体制整備をしながら,高等学校等と国内外の大学,企業,国際機関等が協働し,テーマを通じた高校生国際会議の開催等,高校生へ高度な学びを提供する仕組み(ALネットワーク)の形成を目指す取組です。

[WWL(ワールド・ワイド・ラーニング)コンソーシアム構築支援事業ホームページより (https://b-wwl.jp)]

 

本校は令和3年度に文部科学省から研究指定を受け,令和4年度からは事業拠点校として連携機関の協力を得て,社会課題であるSDGsの目標達成への貢献をテーマとして,探究的な学びを進めるカリキュラム開発を行っています。

 

愛知県教育委員会は,SDGsへの先進的な取組を進める愛知の企業・大学と特色ある教育に取り組んでいる愛知県立高校(旭丘高校,明和高校,中村高校,愛知総合工科高校,愛知商業高校)を結んで,「あいちAL(アドバンスト・ラーニング)ネットワーク」を形成しています。

 

本校はこのネットワークの拠点校として,この活動に参加する生徒のみなさんが次世代のグローバル社会においてリーダーとして活躍していくために必要と考えられる経験ができるように様々な機会を用意していきます。

 

 

【令和4年度の活動】

令和4年度に本校において国際教養科および普通科を対象に実施された講演会・フィールドワーク・研究発表会です。

 

日付

実施内容

5月2日(月)

講演会「WWLについて」(中京大学 久野弘幸先生)

6月3日(金)

講義「家族にやさしい国はどこか? -比較政治から見る日本とヨーロッパ-」

 ○名古屋大学法学研究科 比較政治学 近藤泰史先生

6月27日(月)

講義「ジャーナリズムがつくる世界 -情報の作り手・受け手として-」

 ○中日新聞社NIE事務局 重村 敦 様

7月6日(水)

SDGsフィールドワークに向けての事前学習

 ○トヨタ紡織株式会社 猿投工場 工務部長 立花 様

  ・会社概要,生産方式,SDGsへの取組の説明

  ・質疑応答

7月15日(金)

フィールドワーク参加者事前説明会

 ・実施要項配布

 ・注意事項

 ・事前学習及び事後学習

 ・Google Driveによる資料提出方法の確認

 ・各フィールドワーク担当教員より

7月20日(水)

フィールドワーク③ <生命の海科学館,竹島水族館>

「蒲郡市生命の海科学館と竹島水族館の見学を通して,生命の多様性と経営 ノウハウを学ぶ!

7月22日(金)

フィールドワーク①

<株式会社サガミホールディングス,株式会社名鉄百貨店>

「持続可能性の向上(デパート),循環型CO2削減,フードロス低減(レストラン)の取組から学ぶ!」

7月28日(木)

フィールドワーク④ <三承工業株式会社,愛知県庁>

「ダイバーシティ経営企業(企業),愛知県庁(行政)の取組から学ぶ!」

8月9日(火)

フィールドワーク② 

<火力発電所(JERA),トヨタ紡織株式会社>

「次世代のエネルギー産業や製造業に出会おう!」

9月14日(水)

フィールドワーク⑤ <瑞浪サイエンスワールド>

「瑞浪市で体験!科学捜査入門&-196℃液体窒素の実験ショー」

10月2日(日)

フィールドワーク⑥ 

<木曽三川公園,船巡り,海津市歴史民俗博物館>

「空・川・陸から防災に向けた輪中地区の歴史を学ぶ」

10月8日(土)

フィールドワーク⑦ <瀬戸 中馬街道巡り,瀬戸市>

「郷土の歴史を学ぶ!」

12月2日(金)

7限 フィールドワーク中間発表Ⅰ

参加者:コアメンバー及び関係教職員

12月9日(金)

7限 フィールドワーク中間発表Ⅱ

参加者:コアメンバー及び関係教職員

12月16日(金)

6・7限 研究発表会(校内)

12月18日(日)

全国高校生フォーラム(国際教養科)

12月27日(火)

イングリッシュ・フォーラム(国際教養科)

 

講義の様子(一部)

「ジャーナリズムがつくる世界」  

中日新聞社の重村 敦様からマスメディアとしての姿勢・情報の作られ方・情報の受け手としての在り方について講義をしていただきました。

 

フィールドワークの様子(一部)

「瀬戸中馬街道巡り 郷土の歴史を学ぶ」 

     瀬戸市にある古い街道を歩き地域の歴史と文化について考えました。

  実際にその場所に足を運ぶと地形と歴史が密接に結びついていることを実感できます。

「空・川・陸から防災に向けた輪中地区の歴史を学ぶ」

木曽川・長良川・揖斐川の下流域における地域の歴史を学び,展望台・船・徒歩により視点を変えて地形を実際に確かめるとともに文化として根付いている防災の取組について考えました。写真は水位差がある河川を移動するために明治時代に作られた船頭平閘門(水面の高さを調整することができる水門)を利用し船により川を移動するときの様子です。

 

発表会の様子(一部)

「持続可能性の向上(デパート),循環型CO2削減,フードロス低減(レストラン)をテーマとした探究活動の校内発表」

写真はフィールドワークの成果を全校生徒に向けて発表しているときの様子です。フィールドワークの訪問先毎に行われた発表では,訪問先で伺った話の紹介に加えて,自分の視点から問題を考え続けていた人も多くいました。この発表では.企業におけるSDGsに関する取組が一時的な取組に留まらず,事業として継続的に実施されるために必要な条件について考えたことを発表しました。今後は,一人一人が見つけた視点を大切にしながらも,一度,自分の考えを別の複数の視点から捉え直し,批判的な検証に耐えうる研究となるよう内容をさらに深めていきます。

 

令和4年度WWL グローバル探究のまとめ

令和4年度WWL フィールドワークのまとめ

令和5年度WWL フィールドワーク①

令和5年度WWL フィールドワーク②

令和5年度WWL 東京研修