2023年12月22日お知らせ
高校生国際会議を行いました
本校が取り組んでいるWWL(ワールド・ワイド・ラーニング)事業では、大学や他の高校、企業と連携し、主体的、対話的で深い学びを実践しています。
12月21日(木)には、本校の国際教養科の2年生12名、事業協働機関である名古屋大学の留学生3名、また、オンラインで韓国のPungsaeng 高校から5名、韓国のHyoyang 高校から3名が参加し、SDGsをテーマに、高校生国際会議を開催しました。
最初に千種高校と韓国の高校の生徒によるプレゼンテーションが行われました。千種高校3グループの発表テーマは「プラスチックバンクを愛知県に導入する取り組み」、「フィリピンの貧困を改善する取り組み」、そして、「パキスタンの女子の識字率を改善する取り組み」の3テーマでした。また、韓国の高校の発表テーマは「韓国における不平等の問題」と「ケーブルカーの設置と環境問題」でした。
その後、ディスカッションが行われ、最後に、未来のために共に起こす行動を“Our action vision for our future”として模造紙にまとめ、宣言しました。
どちらの生徒にとっても母国語ではない英語で、しかもオンラインで意見を交わし合うことは、なかなか難しいことでしたが、互いに相手の発言に一生懸命耳を傾けて、時には鋭い質問もしながら、終始和やかな雰囲気の中、会議が進められ、交流が深まりました。
司会・進行は、全て本校の生徒が行い、生徒主導で会が進められたことに、2年生の生徒たちの成長ぶりを感じました。日本と韓国の国境を越えて、世界課題について共に考える機会を持つことができたことは、生徒たちにとって大変貴重な体験となりました。この国際会議が次の探究学習への大きなモチベーションとなることを願っています。 国際課
<本校生徒の発表>
<韓国の生徒の発表と質疑応答>