本校国際教養科１年生の竹内花音さんが、「令和５年度高等学校男女共同参画推進事業」において、愛知県の高校生の代表４名のうちの１人に選ばれ、８月２２日(火)から２６日(土)の５日間、オーストラリアのメルボルンに行き、研修を受けてきました。この海外研修に先立ち、７月２６日（水）には、愛知県東大久手庁舎にて、代表生徒４名が、本県の男女共同参画の実情や民間企業におけるダイバーシティインクルージョンについて講義を受け、事前学習を行いました。

  メルボルンでは、ビクトリア州政府の機関や州政府が管轄している施設、大学や現地の企業を訪問し、男女共同参画に対する理解を深めることができたそうです。メルボルンはオーストラリアの中でも最も男女平等が進んでいるといわれており、例えば歴史上の偉人を称える彫刻も男性だけでなく、女性を対象とした彫刻を増やす取り組みが行われていたり、クォーター制と言ってビクトリア州政府は議員数の５０％以上を女性が占めることが決まっており、男性も女性も共に政治に関わる仕組みがあるそうです。

  ９月２０日（水）には県庁を訪問し、研修で学んだことの報告や高校生としての愛知県への提言も行いました。

  竹内さんは「私たちもメルボルンのように、男女関係なく、誰もが自分の能力を存分に発揮できる暮らしやすい社会を実現できるよう、自分たちの世代から率先してジェンダー平等を実現したい」という思いを新たにしたとのことです。　国際課

県庁で副知事と

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