―グローバル探究１年　エシカル消費について講義を受けました―

2025.10.14

国際教養科の学校設定科目である「グローバル探究」の授業では、SDGｓをテーマとし、生徒は日本や世界の様々な問題について理解を深めると同時に、各自が設定したテーマに従って探究学習を行い、探究したことの発表、および問題解決につながる提案を行っています。

今回はワタミ株式会社執行役員、中部SDGｓ推進センター副代表理事の百瀬則子様より「ＳＤＧｓにおける食料問題とエシカル消費」というテーマで、国際教養科１年生全員が講義を受けました。

―買い物を通して、「地球環境や社会課題、地域社会に貢献する」エシカル消費について、「自分ができること」は何かー

私たち消費者の無関心は、世界のあらゆる環境、人権、生命に関わる問題とつながっている。チョコレート、コーヒー、綿、パーム油…。それらがどのような人によって、どのような場所で作られているのか。

私たちを取り巻く社会の課題について講義を受けた後、生徒たちは「一人の消費者としてどのようなことを意識し、どのような行動をとればよいのか」をグループで議論しました。

「フェアトレードなど人や環境に優しいことを示すマークがある商品を選ぶ」、「地産地消を心がける」、「ファストファッションを避ける」、などの具体的な行動案が出ました。

また、「自分たちの利益と将来の自分たちの利益のバランスを考えて消費する」、「高校生の私たちもできることから始めていき、エシカル商品がより多く扱われるようにする」など、意識の変化につながったようです。

これからも「グローバル探究」での学びを通じて、「地球市民」としての自覚を養い、常に自分たちに何ができるかを考え、行動し、発信していってくれることを願います。