2023年06月23日 男子バスケットボール部
総合体育大会 愛知県予選 第5位
5/27-6/3で総合体育大会(インターハイ,IH)愛知県予選が開催されました。
新人戦で愛知県ベスト4に入り、シード権を獲得していたため、ベスト16からのスタートとなりました。
5/27(土) 1回戦 vs三好高校
激戦の西三河地区6位のチームです。
負けたら引退、という重さと緊張を背負って臨んだ1戦でした。
序盤、相手の積極的なアタックに得点されてしまう部分もありましたが、今までの練習で積み重ねてきたことを活かし、106-72で快勝を収めました。
ベンチメンバー全員が出場できた試合になりました。
この時点で愛知県ベスト8です。
5/28(日) Cブロック決勝 vs安城学園
激戦西三河地区優勝チームで、愛知県ベスト4や東海大会常連の強豪校との対戦です。
勝てばベスト4、決勝リーグ進出をかけた試合になりました。
普段あまり緊張しないプレイヤーも、緊張した面持ちで試合を迎えました。
エースの3Pで試合が開幕します。
序盤から点を取りあう、“殴り合い”のような激しい展開です。
開始5分、緊張や焦りから上手く試合に入れず、8-24と点差を大きくつけられます。
コート上のメンバー、ベンチメンバー、観客席にいるメンバー、マネージャー、チーム全員で声を掛け合い、必死に食らいつき、26-40、14点差で前半を終えます。
迎えた後半、相手に追いつくために全員でリングにアタックします。
今までの練習や試合で積み重ねてきたことが功を成し、得点を重ねていきます。
試合時間残り1分、4点差まで追いつきます。
必死でボールを奪おうとしますが、68-72、試合終了を迎えます。
声を張り上げ、今までで最後まで一生懸命戦うプレイヤーの姿に目頭が熱くなりました。
見ている人に、勇気と、感動を与えた試合になりました。
5/28(日) 順位決定戦 vs豊川
安城戦後の試合になりました。
全国大会出場の夢は叶いませんでしたが、後輩に5位のシード権を残すことを目標に臨んだ試合となりました。
序盤は相手のDFに苦戦する場面も見られましたが、徐々に点差を広げ45-28と大きくリードしてハーフタイムを迎えました。
迎えた後半、なかなか公式戦に出る機会のなかったプレイヤーがコートに立ち、3Pを決めました。
2年間の努力が実を結んだ最高のプレーでした。
ベンチの盛り上がり、観客の応援、全て含めて最高の試合でした。
85-58と勝利し、翌週の5位決定戦へ駒を進めました。
6/3(土)5位決定戦 vs愛工大名電
3年生の引退試合です。勝っても負けても、引退になります。
2,3年生一人ひとりが、それぞれの想いを背負って臨んだ試合になりました。
相手は愛工大名電。3年生が入部してから6戦6敗、一度も勝ったことのない相手です。
2月上旬に行われた新人戦の3位決定戦で東海大会をかけた試合では65-68で惜敗、4月末に行われたIH予選名北地区予選決勝では70-72と惜敗、悔しい思いを2年間味わってきました。
そのリベンジをする最後のチャンスでした。
試合が始まり、会場中に緊張が走ります。
序盤から千種のペースで試合が始まります。
得意とするペイントアタックや、3Pが入り、一気に流れを掴みます。
相手も流れを止めようと必死にDFしますが、千種を止められません。
46-27と、愛工大名電相手に前代未聞の19点差をつけて前半を終えます。
初勝利の兆しが見えました。
迎えた後半、前半に引き続き3Pが入ったり、コートに立ったメンバーが会場を盛り上げたり、今までのどの試合よりも良い雰囲気で試合が進みます。
順調に得点を重ね、ついに84-74。
試合終了のブザーが響きます。
7戦1勝6敗。因縁の愛工大名電相手に初勝利を飾りました。
漫画やアニメのような、とても感動した試合でした。
会場へ駆けつけてくれた女子バスケ部の部員や、50名以上の千種生の応援、部員の保護者、ベンチメンバー、応援メンバー、マネージャー、先生方、トレーナー、全員がひとつのチームとなり、会場を千種色に染めました。チーム千種、全員で戦い、全員で勝ち取った一勝です。
試合終了後、愛工大名電と千種で集合写真を撮りました。
同じ名北地区として、良きライバルとして、刺激し合い、2年間共に戦ってきました。
愛工大名電の存在は千種にとってとても大きなものでした。
お互いを称え合う姿はとても素敵で、スポーツマンシップを感じました。
愛工大名電さん、2年間、本当にありがとうございました。
愛知県5位という結果に終わりました。
この大会をもって私たち3年生は引退となります。
今まで、千種高校男子バスケットボール部を応援して頂いて本当にありがとうございました。
目標としてずっと掲げていた’’全国大会出場’’へはわずかに届きませんでしたが、私たちの想いは後輩へ託しました。
今の1,2年生だったらきっと、私たちの分の想いも背負い全国の舞台へ行ってくれると信じています。
これからは先輩・OBとして千種高校男子バスケットボール部の活動を応援していきます。
今まで、本当に多くの方に支えて頂いてここまで勝ち残ることが出来ました。
保護者、先生方、トレーナー、そして千種生のみなさんに応援して頂きました。
最後の名電戦での会場いっぱいの応援、とても嬉しかったです。
きっと、あの光景を忘れることはありません。
本当にありがとうございました。
今後も千種高校男子バスケットボール部の応援をよろしくお願い致します。
3年マネージャー / 堀 藍里
今まで沢山の応援ありがとうございました。
全国大会出場という1つの目標に向かい、チーム一丸となって最後まで走り抜けたこの日々は僕達にとって大きな財産になりました。
全国大会に出場することはできませんでしたが、約50人もの千種生がコートを囲んで声援を送ってくれる中、因縁の相手である愛工大名電に勝ち、最後に笑顔で終わることができて良かったです。
約2年間本当にありがとうございました。
これからも千種高校男子バスケットボール部への応援よろしくお願いします。
キャプテン / 宮前 幹