男子ハンドボール部『県ベスト4への軌跡』
県ベスト4への軌跡
夏以降の結果報告がHPで更新することができていなかったため、『県ベスト4への軌跡』という形で報告したいと思います。
選手権大会 名北予選 予選敗退
7月24日、26日に先輩たちが引退し新チーム初の試合が行われました。
シード校として臨みましたが2回戦の春日井西戦もラスト1秒で劇的なロングシュートが決まり何とか勝ち切るといった、不安な船出となりました。
県大会を賭けた菊里戦では終始相手にリードを許したまま10-15で敗戦してしまい3年ぶりに県大会出場を逃してしまいました。
順位決定戦で春日井高校に勝利し、第7シードを獲得し、11月に行われる新人戦で全国大会出場を目指します。
2回戦 vs春日井西 15-14
3回戦 vs菊里 10-15
5決予備戦 vs春日井南 32-9
5位決定戦 vs春日井 19-17
市内県立大会 2連覇
選手権大会での悔しさを胸に、毎日精一杯練習を行い、8月19日〜21日にかけての、名古屋市内愛知県立高等学校体育大会に臨みました。
2回戦の名古屋南高校は、先日開催された県大会で4位となった強豪校です。序盤は、相手キーパーのナイスセーブが続き得点を伸ばす事ができません。ですが、粘り強く攻め続け、前半を12−8で折り返し、後半も自分たちのペースを保ち続け、24−17で見事勝利を掴むことができました。
その後も勝ち進み、今大会は、夏休みの間練習してきた成果を各自が存分に発揮し、チーム一丸となって戦い抜くことができた結果、昨年に続き優勝し、「2連覇」を達成することができました。
1回戦 vs天白 20-14
2回戦 vs名古屋南 24-17
準決勝 vs松蔭 22-18
決勝 vs瑞陵 26-18
新人戦 名北支部予選 7位通過
11月10日より、愛知県高等学校新人体育大会名北支部予選会が開催されました。
顧問が国体愛知県代表スタッフの活動で9月、10月は練習に来られないことも多くありましたが自分たちで意識を高く持ち練習をすることができていました。
夏の選手権大会のリベンジがかかった、大切な大会でした。
3回戦の中部大春日丘高校は、全国大会に何度も出場している、県内有数の強豪校です。前半ラスト10分を3−10で迎えます。ですが、ここで諦めることはなく、全員で1本ずつ得点を決めていこうと戦った結果、9−12まで巻き返し、前半を終えることができました。後半もこの流れを続けていきたいところでしたが、中部大春日丘の経験が勝り、14−26と大差をつけられ敗北しました。
5決予備戦の東海戦は勝利したら県大会出場が確定する大切な試合でした。前半は点の取り合いが続き10−10で後半に入ります。何度も点差をつけるチャンスがありましたが、自分たちのミスが重なり流れを掴めず19−19の同点で残り1分の場面、相手のロングシュートが決まりそのまま試合が終了しました。非常に悔しい結果となりました。
7位決定戦の春日井戦は県大会出場をかけた最後の1枠を決める試合となりました。
運動量のあるディフェンスから相手のミスを誘い、序盤から点を重ね17−5で前半を終えます。後半も気持ちを切らさず戦い、28−18で勝利しました。
苦戦を強いられた支部予選となりましたが、夏のリベンジを果たす「県大会出場」を決める事ができました。
2回戦 vs明和 34-26
3回戦 vs中部大春日丘 14-26
5決予備戦 vs東海 19-20
7位決定戦 vs春日井 28-18
新人戦 愛知県大会 ベスト4
12月25日〜27日に愛知県高等学校新人体育大会の県大会が開催されました。
『史上最強の名北7位』と自虐的スローガンのもと本気で県3位での全国大会出場を目指します。
1回戦 vs名古屋工業高校 31−14
3年生の引退後、初めての「県大会出場」で、緊張やプレッシャーもあった中、落ち着いて日頃の練習の成果を発揮する事ができました。
2回戦 vs岡崎城西 32−24
岡崎城西高校は、前回の全国選抜大会出場に加え、春のインターハイ予選では県2位になるほどの強豪校です。
相手のロングシュートが決まり、先制点を許します。しかし千種のプレッシャーをかけたディフェンスが機能し始め、前半の途中で12−3と完全に流れを掴みます。15−8で前半を終え後半がスタート。徐々に相手が点差を縮め5点差まで詰め寄られます。しかし今までの練習を信じて冷静に試合を運び、32−24で試合終了。私立の強豪校相手に金星を上げました。この時点で県ベスト8です。
3回戦 vs旭丘 23−20
県ベスト4がかかった絶対に負けられない一戦。対戦相手の旭丘高校とは昨年の対戦成績が1勝2敗、春には延長戦の末に敗れたライバルです。
試合開始直後から点を取り合い、お互い譲らない展開が続く中、前半の途中で流れを掴み、4点差までリードを広げます。しかし、相手の粘り強いディフェンスを崩せずすぐさま同点になり、11−11で折り返します。
後半が始まり、安定感のあるオフェンスにより、相手の2分間退場を誘います。後半12分、相手が一人少ない時間を最大限に生かし、この試合の最大となる6点のリードを奪います。残り13分間お互いの思いがぶつかり合う激しい展開。点差を詰められながらも要所で技のあるシュートを見せ、なんとか逃げ切り23−20で試合終了。ブザーと同時にコートに立っているメンバーもベンチメンバーも全員が喜びを爆発させ、悲願のベスト4を達成することが出来ました。
この結果により、自分達が目標としてきた「全国大会出場」を賭けた決勝リーグに駒を進める事ができました。
お忙しい中、会場に足を運び応援してくださった方々、インスタライブを見てくださった方々、差し入れをして下さった保護者の方々、本当にありがとうございました。